2009年06月10日

3種のキー

通常キーはメジャーとマイナーの2つで指定されることが多い。

ここで問題となるのがブルーススケールが通用するメジャーキーとそうでないメジャーキーの存在。

たとえばC-jamブルースではCブルーススケールが通用するが、fly me to the moonではCブルーススケールでアドリブするのはちょっと。
どちらもキーはCである。

ロックやブルース、ファンクなどでは、キーがCといえば大概の場合Cブルーススケールやマイナーペンタで参入可能。

何が違うかを説明するために、キーがCの場合とC7の場合があると区別して説明すると明確。キーがC7なら♭3や♭7といったブルーノートを標準的に受け入れる土壌があるわけだが、キーがCメジャーの場合、使えなくはないがやや難しい。

ロックやブルースやファンクのキーは大概7thと考える。しかし、ジャズの場合、ブルースやストレートアヘッドなセッション系は7thが多いけど、スタンダード系は普通のメジャーと考えよう。違いが明確になる。
posted by sax303 at 00:52| 千葉 晴れ| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月28日

degreeとダイアトニックコード

マイナーキーのコード進行をdegree化するとき、キーセンターをTとするより、Yとしたほうが、はるかに分かりやすい&覚えやすい、ということを発見! 

たとえば枯葉なら、2514 7366となる。
オルフェなら6 7/3 6 7/3 6 2/5 1となる。
ダイアトニックコードの中にいる間は♭表記が出てこない。

かねてからマイナースケールのダイアトニックコードという考え方(♭表記頻出のみならず、スケールが3つあるからダイアトニックコードもそれぞれに違うという秩序の無さ)がややこしいなあ、と感じていたのだけれど、この方法で捉えると、マイナースケールのダイアトニックコードは不要になるかもしれない。

そもそも、CメジャーキーにおけA7やCマイナーキーにおけるG7というコードのことを考えると、ダイアトニックコードという考え方はジャズを取り扱うには初めからキャパが小さかったのではないか。


 
posted by sax303 at 16:32| 千葉 雨| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月23日

7th系スケール

ギターと違いサックスの場合、12keyが平等ではない。というのは、ギターがなんでも1フレットずらせば半音移調できるのに対して、サックスの場合は吹きやすいキーもあれば超吹きにくいキーもあるということ。さて、スケール覚えるときどうする? 特にジャズ系不可避の7th系→ミクソリディアン、リディアン7、HMP5B、コンディミ、アルタード…。多すぎる…。そこで、ここらのスケールを全部7th系スケールとして1つにまとめてしまう。7thコードが来た時、何か最低1つ出ればいい。C#ならミクソリディアンよりもアルタードやHMP5Bのほうが吹き易いし覚え易い。F#ならアルタードかコンディミがカンタン。B♭ならミクソリディアンかリディアン7がラク。こういう考え方で各キー最低1本の7th系スケールを習得しよう。

大切なことはなんでもいいから指に沁みこませること。とことん指が覚えて、指先から動き始めるまで指に沁みこませてしまうこと。アドリブというのは指先で考えて指先から生まれてくるメロディ。

そしてその次がその人の人間としてのパッションみたいなもの。リズムを生成するためにはアフロな風が吹いてないといけない。アーシーなパッションがそこ(心の中)にあるか。
posted by sax303 at 00:49| 千葉 晴れ| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月18日

ハーモニックマイナーパーフェクト5thビロウ

この一番長い名前を持ったスケールが大好きだ。歌い回しやすい。ただ、単純に上がったり下がったりするだけでフレーズになる。そして何より、内部にディミニッシュとオーギュメントという2大シンメトリックコードを持っているという点がエクセレント。こんなにラッキーなスケール他にない。
posted by sax303 at 00:17| 千葉 雨| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月17日

メジャー7th

メジャー7thは覚えなくていい。メジャー7thとただのメジャーコードとメジャー6thをいちいち分けて覚えている人はあまりいないんじゃないかな、特にサックス奏者の場合。これらはコード機能が同じだし、すべてただのメジャーコードに変換して何も問題は起こらない。

7thコードは覚えなければいけない。

m7は覚えたほうがいい。難しいキーはマイナートライアドで簡略化してもいい。

あとはジャズならハーフディミニッシュ覚えたほうがいい。ディミニッシュトライアドで置き換えても構わないけれど。

まあ肝心なところはこんくらいなので、ギター弾く人たちがみんなタブ譜見ながらコード覚えるように、サックス奏者もコード覚えなきゃいけませんね。
posted by sax303 at 23:38| 千葉 雨| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

マイナーペンタ

ただハーモニーの理論をいくら学んでも、それを片っ端から吹いただけでは音の羅列に過ぎない。やっぱり骨身にブルースフィーリングが染み込んでいないとジャズにならない。ブルースフィーリングを学ぶのに、マイナーペンタというシンプルなツールが教えてくれることはとても大きい。とてもとても大きい。もちろんブルーススケールも同じ。とことんこの音階と心中してやろうと思う。
posted by sax303 at 23:20| 千葉 雨| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

アドリブ理論ミニマム攻略法

1、まずディグリーによる音列の仕組みを学び、メジャースケールとその平行調、ペンタやコードの仕組みを完全マスター。

2、曲全体のキーに対するスケールでアプローチ。

3、テンポラリーキー(転調に合わせて)に対するスケールでアプローチ。

4、各コードに対するスケール(アヴェイラブルノートスケール)でアプローチ。

という順序で考えていけばよいのでは?
posted by sax303 at 23:10| 千葉 雨| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月03日

3点処理

結局瞬間瞬間に大切なのはそのときのコードと、バックグラウンドのトーナリティと、その上でさて何を吹こうかというスケール、この3点に集約される。この3点の情報を処理できれば、モードも転調も怖くないのだ。マニアックなスケールを知らなくてもその場でこしらえることができる。なんとかなる。なんとかする力をつけよう。
posted by sax303 at 00:25| 千葉 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

モード

モード=旋法という捉え方は今の時代には面白くないと思う。旋法というなら、沖縄音階とかヨナ抜き音階というのと同じ、その音階特有のテイストを生かした歌いまわし、ということ。作曲には使えるでしょう。だけど、次元がアドリブとかその最前線での場合は、「この曲はモードだから」というアプローチはダルいだけでなにも生まないと思う。モードが来たら1コードファンクと同じようにあらゆる可能性をぶった切るように吹いたほうが面白い。はるかにカラフルだ。Dmが一発で来たら、マイナーペンタ、ブルーススケール、ナチュラルマイナー、ハーモニックマイナー、メロディックマイナー、異キーのトライアドやペンタなど、あらゆる可能性をちりばめていったほうが面白い。UXを作りこんだり、半音上にアウトサイドしたりってのもありだ。そう考えるとモードの曲って料理しやすい。やる人はやってるけど。あらためてそう思う。
posted by sax303 at 00:11| 千葉 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月23日

転調は何の前触れもなく脈絡もなく唐突にやってくる

というのは、ジャズ〜ポピュラー系の現実。それを受け入れることによって、それならしょうがないじゃん、それに対応できる運動神経を鍛えるだけじゃん、と考えたら、コードの前後関係を炙り出すセオリーの勉強を省略できる。ピボットコードとかモーダルインターチェンジとか。合理的なアメリカン・スタイルですが。ただ、これはアドリブを目指す人の話で、作曲を目指す人は何でも知っていたほうがいい。それに越したことはない。と思います。
posted by sax303 at 15:56| 千葉 晴れ| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月22日

fly me to the moon アナライズ

fly me to the moonのBメロ、コード進行がBm7→E7→C#m7♭5→F#7となるところ、前半2小節は単純にドリアン→ミクソリディアンになるとして、後半の部分、いわゆる2536の36部分、Bmへの一時的転調と見なければ、ここのF#7はG#が残りミクソリディアン♭6が有望なのだが、どうも響きがフィットしない。all of meのAメロ部分F#7→Bm7とコード進行は同じなのに文脈が違うという感じ。この違和感はなぜかと考えると、直前に置かれたC#m7♭5がナチュラルGのコードトーン(それはAメジャーのノンダイアトニックでもあり)を持っていることにより、Bmという一時的な調性を耳が感じてしまうのだと思われる。よってここは素直にハーモニックマイナーP5Bが一番歌いやすいだろう。
posted by sax303 at 17:09| 千葉 晴れ| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月18日

ツーファイブワン

UXは一体となってTに向かうドミナントモーションを形成する。よってアドリブの際はUを無視してXオンリーと解釈しても可、というのは古今東西さまざまな現場で言われているし、バリー・ハリス大先生も似たようなことを仰ってる。UXセルが見えた時点ですべてのUを省略して考えるというのもひとつの手だ。追いかけるコードがひとつ減り、その分自由度が増す。たとえばリズムチェンジなら16253625が1515もしくは1535になる。楽だ。あとはそれで歌えるだけの運用力を持つことだ。こういうことを考えるのは楽しい。
posted by sax303 at 21:32| 千葉 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

トニックとドミナント

結局トニックとドミナントという二つのコード機能の下で吹くという練習が必要になってくる。例えば、トニックのC7とドミナントのC7。TとXですね。それが前後の文脈の中で両方の機能を併せ持つ場面があるので、それも踏まえて臨機応変に対処する、と。あとはそのどちらでもないその他のコード、パッシングコードやとっさに分析不可能なコードが出てくるのでそれはコードトーンで切り抜ける、と。これで大体オッケーでしょう。
posted by sax303 at 08:01| 千葉 雨| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

アボイドノート

アボイドノートという項目はサックスのアドリブを混乱させてますよねえ。あんまり関係ないですもんねえ。あれはスケールからコードを抽出していくピアノの話ですよねえ。でも、楽器別に分けて考えるセオリーってないですものねえ。
posted by sax303 at 07:44| 千葉 雨| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月14日

サブドミナント

という言葉は必要なのか?
ましてやサブドミナントマイナーって?
セカンダリードミナントとダブルドミナントとエクステンデッドドミナントを分けて考える必要性があるのか?
サックスにとって♭6と♭13って何が違うの?

多分いらない専門用語がたくさん残存しているのが現代ジャズセオリーだと思います。本当はもっと易しくなれるはず。これからが楽しみな世界です。
posted by sax303 at 01:46| 千葉 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

コード&スケール

私は小さいころから理科社会が苦手でしたので、何事につけて、覚えることは最小限に、あとはできるだけ応用で処理したほうがいいでしょ、って考えるタイプです。音楽理論もそう。ナチュラルマイナーはいちいち覚えたくないので、メジャースケールとセットで処理します。Aマイナーいちいち覚えないんです。Cメジャースケール覚えて、それを6番目の音から吹けばAマイナー、それだけ。Fメジャーコード覚えないでF7覚えて、その下から3つとればFメジャーになるっていうそういう要領で処理します。

結果、覚える量が少ないほどいざアドリブやるとき自由になれるんですよ。それが最高。少ないツールだけど、その選りすぐりのツールがジャックナイフみたいになんでもよく切れるぜ、みたいな感覚が最高。
posted by sax303 at 01:36| 千葉 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ドミナントモーション

よく7thコードのドミナントモーションについて、ほら、3度と7度のトライトーンが半音ずつ近づいて解決(リゾルヴ)するというでしょう。学習者はそのトライトーンの不安定な響きを、そういわれてそうだよなあって学習します。でも、うっかり7thノートを忘れてコードを奏でてもやっぱり解決するんですね。つまりGのあとにCに行くと安定するんですね。これってなに? G7でなくてもいいの? いいんですね。実は音楽って単音のなかにもたくさんの倍音を含んでいるから、ベースだけでもモーション・オブ・5th(4度上行の強進行)で解決する潜在力を持ってるんですね。コード覚えたほうがいいけど覚えられなければ、メジャーとマイナーだけでもいいし、1度と3度だけでもいいから覚えてみよう! 十分コード感は出せますから。

そういえば昔月刊明星の歌本でギターは高音3本だけで弾けばいいっていう、キース・リチャーズの5弦ギターをはるかに超越する3弦ギターってのをやってました。あれ、ある意味すごかったんですねえ。当時の編集者にリスペクト。
posted by sax303 at 01:18| 千葉 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

コードを覚える

コードを覚える覚えられないという話になることはよくあります。私は仕事でよく専門外のピアノに触るのですが、そのとき大切なのはコードの下側です。特にベース。ベース間違えると曲が違って聞こえる。逆にとっさに7thが出てこないときや5thで迷うときはそれらを弾かないのですが、それでもぜんぜんオッケー。曲は進んで行きます。つまりコードセオリーでホラ、7thが大切だとかいうけれど、あれは上級者の言うことであって、やっぱり基本はベース&3rd5thなんだと思います。覚えなければいけないのは135です。7thで迷うなら切り捨ててでも135を確実に覚えましょう。
posted by sax303 at 01:07| 千葉 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

degree

多分現代ジャズセオリーにおいて一番基本で大切なことはdegreeでものを考えるという筋道ではないでしょうか。degreeというのは度数。135なのか1♭35なのか、1234567なのか123456♭7なのか、ということね。そのdegreeの大元はメジャースケールにある。ドレミファソラシドが1234567だよね、っていう前提の下で話は始まる。これものすごくベーシック。

そしてミクソリディアンとかハーモニックマイナーパーフェクト5thビロウとかいう専門用語よりも実質的に大切なのは♭7とか♭267とかいう「それって何なの?」にビシッと答える数学性、頭脳明晰でしょう。

音楽って詰まるところきわめて理科系。余計な専門用語がたくさん脚色してるけれど、根っこは秩序。ロジックとフィーリングが出会って同居してるのが音楽なんですねえ。
posted by sax303 at 00:50| 千葉 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月04日

take five solo

posted by sax303 at 21:26| 千葉 晴れ| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月02日

watermelon man funk sax solo

posted by sax303 at 00:34| 千葉 晴れ| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月01日

All of Me アナライズ

アルトでall of meやる場合。

keyはAですが、3小節目でコードはC#7に変わる。C#7のコードトーンのC#、E#、G#、Bは優先順位が高いので残るとして、残りは?
ここでkey in Aということを尊重すると、経過音はD、F#、Aの3つ。以上を合体させると、生まれてくるのはC#ハーモニックマイナーP5Bということになる。

2段目でコードはF#7に変わる。同様の考え方でスケールを考えると・・・。コードトーンはF#、A#、C#、Eの4つ。この経過音をAメジャースケールからもらってくると、G#、B、Dの3つ。この7音を合体させると生まれてくるのはミクソリディアン♭6になります。
posted by sax303 at 23:12| 千葉 晴れ| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月11日

Misty〜ミスティ

posted by sax303 at 01:51| 千葉 晴れ| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月28日

ミクソリディアン♭9

俗にジャズ系スケールを覚えていくとき、メジャー、マイナー、ドリアン、ミクソリディアンとまあ、順次教科書どおり覚えていくと思うのですが、ポイントは7th系スケールになってきますよね。このなかでは、ミクソ。それではミクソ覚えた後、何を攻めるか。

僕は、この後、コンディミやハーモニックマイナーp5thbelow、アルタードなど攻めたのですが、でも、もっと手っ取り早くて効果てき面なスケールがあります。どこにも載ってないし、一般に誰も教えてくれない(規格外)スケールですがミクソリディアン♭9というスケールをやってみてはいかがでしょうか。普通のミクソリディアンを上がったあとに、♭9を上に乗っけます。123456♭78♭9というスケール。2オクターブ目に差し掛かる9音のスケール、覚えるのはさして大変ではないのに、歌い易いですよ。ハーモニックマイナーp5thbelowに似た響きですが、構造はもっとシンプルです。是非お試しを。
posted by sax303 at 21:53| 千葉 曇り| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月02日

ジェイ・ロドリゲス

久々にジェイ・ロドリゲスのサイトhttp://www.jayrodriguez.com/に行ったら、キューバの天才ピアニスト、チューチョ・ヴァルデスとセッションしてる音源がありました。さすがに2人ともすごいっすねえ! やっぱジャズはライヴで自由奔放なのがいいですねえ。しかし、こんなマニアックな音楽がネットで無料で簡単に聞ける時代になったなんて、本当音楽好きにはいい時代になったもんです。
posted by sax303 at 22:50| 千葉 晴れ| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月24日

枯葉〜Autumn Leaves

posted by sax303 at 22:26| 千葉 曇り| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月11日

saturday in the park

http://www.youtube.com/watch?v=pfgAV0aA7SA
ユニクロのCMですが、これ気持ちいいですねえ。
posted by sax303 at 00:25| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月18日